ラジオネーム：こたつでみかん　
思い出の味「母のおでん」

こんにちは。私は子供のころに母が作ってくれた「おでん」が今でも心に残っています。母は毎年、季節が深まるとおでんを煮込んでくれました。大根や練り物、卵がたっぷり入った鍋から家中に広がるだしの香りがたまりませんでした。家族は自然と台所に集まり、熱々のおでんを楽しみにしていました。父や母がおでんにたっぷりつけていた“からし酢味噌”、自分も「おいしい」と感じるようになると大人になった気分でした。最近では母のレシピで私もおでんを作るようになり、あの懐かしい味を再現しながら、家族と過ごすひとときを大切にしています。

ラジオネーム：ぽん助　
思い出の味「学生寮のカレー」

学生時代に下宿していた寮では毎週金曜日の夜はカレーでした。カレーの香りが食堂から漂ってくると、自然と腹が鳴っていたのを覚えています。家で自分で作っても食堂のあのカレーの味にはならないんですよね。ご飯おかわり自由、月末の金曜日には薄めのサクサクチキンカツのトッピングを口に運びながら、寮の仲間たちと他愛ない話で笑い合っていたあの空気も全部含めて、私の青春のごちそうでした。